こんにちは、めぐる(@megurulife)です。
コロナウイルスによる自粛期間に、今までほとんど自分で料理を作ったことがなかった私が、急に自炊に目覚めました。
ちょうど一人暮らしを始めたタイミングをいうのもありますが、実は私はそれまで、料理に対してちょっと苦手意識がありました。
そんな私が変わった2つの言葉を、今回はご紹介します。
Contents
何故料理に対して苦手意識があったのか
まずは何故料理に苦手意識があったのか。
理由は2つあります。
・自分の作った料理があまり美味しいと感じなかった
・料理をする時間が作れなかった
私は、料理のセンスがあって、最初から美味しいものが作れちゃうタイプではありませんでした。
20代前半の頃。
当時お付き合いしていた彼氏の家(一人暮らし)に行って、鮭のホイル焼きを作ったことがあるのですが
……なんだか、味が薄い。
でも、何が足りないのかがわからなくて。
結局彼氏が何か調味料を足して作り直してくれたら、凄く美味しくなった!笑
そんな経験もあって、どうも料理と自分の味覚には、自信がなかったんですよね。
また、ちょっと…いやかなり面倒くさがり屋な性格のため、時間をかけて細かいことをやるというのが結構苦痛に感じてしまうこともありました。
そんな理由で、料理は嫌いというより苦手意識があったのです。
作った料理が美味しくないのは、美味しい料理を食べ慣れていないからだよ
そんなこんなで、料理を始めるきっかけもなく、20代後半。
流石にそろそろ「料理が苦手」というのに引け目を感じるようになってきました。
そんな時に、10歳くらい年上の男性とお付き合いしたことがあります。
料理の話になった時に、私は正直に

なんか、自分が作った料理があんまり美味しいと思えないんです
と言いました。
するとその彼氏さんは、呆れたり引いたりする様子もなく
「あー、それはきっとね、美味しい料理を食べ慣れていないからだよ。
美味しい料理をたくさん知ると、なんとなくこれが合うんじゃないかとか、自然とわかるようになる。
だから、作った料理が美味しくないのはめぐるさんのせいじゃない。美味しい料理を食べる経験がまだ足りていないだけだよ。
これから、たくさん美味しい料理を食べに行こう!」
これは、ずっと料理が苦手なことに対して罪悪感のようなものを感じていた私の心を、スッと軽くしてくれた言葉でした。
そして当時は「美味しいものを食べ慣れていないから、作る料理が美味しくない」というのは半信半疑でしたが、今になって、その通りだった!と思います。
この数年間で、私は料理に関して何か勉強したわけではありません。
技術や知識なんて、きっと十年前と変わっていません。笑
でも、何故か美味しい料理ができあがるようになった!!
基本はレシピを見ながら作っていますが、自分好みの味にアレンジできるようになっていました。
そして「美味しい料理を食べる」というのは、味覚だけでなく視覚も鍛えられたのだな、と思いました。
盛り付け方とか、どんな器を使うとか。
(とりあえずパセリ乗っければそれっぽくなるとか笑)
美味しそうに見せるというのも、オシャレな飲食店で自然と目にしていたものが、感覚として身についたのかなぁと思います。
レトルト?めっちゃ使うよ!でも、それにチョイ足しするだけで、本格的な味になる
もう一つ、私が料理に対してあまり積極的になれなかったのが
時間がかかる。手間がかかる。面倒くさい。
というところでした。
当時仕事の時間が不規則だったこともあり(付き合いの飲み会なども多かった)、たまに自炊しようと思って野菜を買ってきては残って腐らせる、みたいなことをしていて、私ほんとダメだな…と落ち込んでいました。
そんな時に言われた一言。
これは同じ仕事をしていた先輩で、私よりも更に多忙な人でした。
一度お家にお邪魔したことがあって、冷蔵庫を覗いたら生活している感があった!!笑
そして出てきた料理も美味しい!

「え?そんな料理に時間かけてないよ?」

「いやいや…ほんと、これもクッ○ドゥだし」

「めぐる、料理苦手って言ってたっけ?もしかして、一から全部やろうとしてる?
私は、レトルトめっちゃ使うよ!でも、それにチョイ足しするだけで、結構本格的な出来になる。
この麻婆豆腐はクッ○ドゥだけど、挽肉を足すだけでボリュームも増えるよ。一から麻婆豆腐を作ろうとしたら、用意するものも手順も多くてすっごく大変だけど、これでも充分美味しいでしょ?♪
あとは親子丼も、わざわざ醤油が〜みりんが〜なんてやってないよ。あれ、卵にすき焼きのタレ入れちゃえば美味しくできるから笑
今は便利なものがたくさんあるよ。野菜もカットして売ってるのもあるから、切る必要ないよ。時短レシピもネットで探せばたくさん出てくる」
この先輩の教えは、確実に今の私の料理に結びついています。
やっぱり働いていると、どうしても帰りが遅くなってしまう時もあります。
私は、そこで諦めていました。笑
食べられるのは30分〜1時間後か…って思うと、出来合いのものを買って帰っていました。
でも、今は10分くらいでもパパッと出来ちゃいます。
(作り置きがあることが前提ですが…)
それまで私の意識は
帰宅→料理→食事
でしたが、今は
帰宅→食事(温めや簡単な調理)→料理※3日に1回くらい(保存できるものを作る)
という生活パターンが多いです。
きっと、料理に対して凝り固まったイメージがあったのかな、と思います。
料理は手間ひまかけるものである、とか、出来立てを食べるものである、とか。
考え方が変わったおかげで、料理も楽できるようになりました。
ちゃんとやれるならやった方が良いとは思いますが。
完璧にやろうとしてキツくなってしまうなら、楽して続けられる方が良いのかなぁとも思います。
おかげで今は、料理が苦になりません♪
ちなみに私の冷蔵庫は、冷凍庫はいっぱい、野菜室ガラガラ、になっています。笑
タマネギ・青ネギ白ネギ・ほうれん草なんかはほぼ冷凍のものを使っています。楽ですよ〜
料理は苦手だった私が、趣味の一つになりました♪
料理が苦手な理由は様々だと思いますが、私は苦手意識があったものの、今は趣味の一つとして楽しんでいます。
それも、きっとこのお二人の言葉の影響が大きかったからで、凄く感謝しています。
無理に料理をする必要はないかもしれませんが、生活に必要な部分なので、楽しくできると日々がちょっと充実するかなぁと思います♪
